職場編
防災活動は職場から
万が一に備え、職場の役割分担
- 担当責任者を中心に防災対策を
防火管理者や消防設備士・消防設備点検資格者などの防災上の責任者がいる会社の場合は責任者を中心にして組織的に防災活動に取り組んで行きましょう。
- 各自の役割を明確に
各職場・部署ごとに防災責任者や消火担当、誘導担当などの役割を分担し、一人ひとりが責任感を持つようにしましょう。
- 緊急マニュアルを用意する
日頃から防災会議などを定期的に開き、災害の際の役割分担を確認し合い、緊急時の行動手順や役割分担、連絡網を記した緊急時のマニュアルを作成しましょう。
- 防災用品を用意しておく
災害が起こったとき、避難誘導やケガ人の処置、交通機関のマヒなどを考え、ハンドマイクや医薬品、毛布、非常食品などの防災用品を用意しておきましょう。
- 防災に取り組む
自分の職場だけで対応するよりも、周囲の会社や自治体、住民など、地域ととに防災活動を実践することが有効です。会社での防災訓練はもとより、地域での訓練などにも職場単位で積極的に参加しましょう。
地震だ!その時どうする?
職場でいろいろなケースが考えられます。その場にあった対策を知っておくことが大切です。
- デスクワークをしている時
机の下などにもぐり身を守り、避難口を確保する。
- 廊下や階段にいる時
手近な室内に入り、机などの下にもぐり身を守る。安全な部屋がなければ窓や蛍光灯から離れて頭を守りが らかがみこむ。 階段にいる場合は、押し合わないように注意する。
- エレベーターにのっている時
ただちに各階のボタンを押して、停止した階で降りる。万一、閉じ込められた場合は、非常ボタンを 押し続け、非常用電話で救助を求める。
- パソコンなどを使っている時
落下や転倒から身を守るために、机の下にもぐり込む。出火を防ぐために、電源を抜く。
- 給湯室にいる時
急いで火に始末をする。戸棚の転倒や、食器類の飛散に注意し、身の安全を図る。
- 作業をしている時
機械を非常停止させ電源を切り、急いでその場を離れる。積荷作業中は、荷崩れの危険があるので逃げる方向に注意 。
- 他の事業所にいる時
その事業所の支持に従い、落ち着いて行動し、できるだけその事業所の人々と行動をともにする。
車の運転中は、冷静に対処する。
運転中に地震を感じたら・・・急に止まらないこと!!
- 徐々に速度を落とし、道路の左側によせしばらく様子をみる。(付近に駐車場や空き地があればそこに入る。)
- ラジオ等で情報収集をし、避難するときはキーをつけたままドアロックもしない。
地震対策~職場をチェック
災害は、いつ起こるかわかりません。いざという時のため、自分たちの職場をチェックしてみましょう!「備えあれば、憂いなし」
- 窓ガラスにヒビやキズはないか。
- 消火器は決められた場所に設置されているか。
- 壁に落下しやすい物を掛けていないか。
- 棚の上が荷物置き場になっていないか。
- 給湯室の湯沸し器やコンロなど火元の安全管理を徹底しているか。
- 出入り口付近・通路に物が置かれていないか。
- たばこの吸殻の始末をきちんとしているか。
- コード類が床の上にむき出しになっていないか。
お問い合わせ先
砂川地区広域消防組合 本部
〒073-0152 北海道砂川市東2条北7丁目1-5
TEL 0125-54-2196 FAX 0125-52-2148
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